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2000.6.20横越中学校

子の心、親の心

新潟青陵大学 碓井真史

子も親も、人はみな「より良くなりたい」と願っている。ああ、それなのに......


少年犯罪は増加、凶悪化?
実は、私たちが子どものころの方が、少年凶悪犯罪はずっと多かったのです。ただ、現代は非行歴のない子が突然凶悪事件を起こすといった例が見られます。
非行少年達は、愛を強烈に求めているのに、愛の求め方のとても不器用な子達です。
いじめ
いじめには断固戦おう!悪いのはいじめっ子だ!(ただ、心理学的に見ればいじめ子もまた誰かの援助を必要としている子どもですが)
性非行と人間関係
性の問題以前に、豊かな人間関係が持てていないことが問題です。
心の病
最近「性格の病」が増えています。
「フツーの子」「優等生」の問題点
ぜんぜん注目されない普通の子。ぎりぎりのところで頑張っている優等生。 

思春期の子と親
児童期は「そばにいて守ってくれる親」が良い親。思春期以降は「遠くにいて子の成長を念じている親」が良い親。
Q.父親にとって自分の子どものためにできる最善のことはなにか?
A.それは、その子の母親を愛すること。
子どもは子どもらしく
幼児期、児童期、思春期と、その時々に子どもらしい子とが、将来の成長につながります。
親自身の心の問題
親の心の中に未解決の問題があると、子との関係が上手くいかないことがあります。
子の心、親知らず
親だから子に説教したくなる。それは当然。でも同時に、子に「共感」してますか。

あなたは世界一の親
あなたのお子さんにとっては、あなたこそ世界一の親です。
中学生ってすばらしい
危なっかしくて、いろいろ文句を言いたいこともあるけれど、それでもやっぱり中学生ってすばらしい。みんなで、子育てを楽しみましょうよ。

(うすい まふみ)
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/index.html

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心理学総合案内「こころの散歩道」

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