心理学総合案内「こころの散歩道」/災害心理学/新潟県中越地震被災者のために/ラッキーボーイ
土砂にうずもれて4日間(92時間)。君は、奇跡的に戻ってきました。
すごいよ!すごいよ! 君はなんて強い子だ。暗闇の中、水も食べ物もない中、君はがんばった! 雄太君はすごい。 強くて勇ましくて、すばらしい子です。
そして、なんてラッキーなんでしょう。すばらしい幸運の子です。
ラッキーボーイです。
君の家族も親戚も、新潟中の人が、日本中の人が、君の生還を心の底から喜びました。
僕はね、ちょうど君が助け出された瞬間の実況中継を地元BSNラジオで聞いていたのだかれど、もう涙の実況でした。
アナウンサーさんも、私たちみんなも、もううれしくて、うれしくて、涙ぼろぼろでした。
よかたあ! 助かったあ! バンザイ!
とってもとっても辛い四日間でしたでしょうが、君の命が助かったこと、こんなにすばらしいことはありません。
どんなにか、地震で落ちこんでいた私たちの心を勇気づけてくれたことか。
雄太君。どうもありがとう。ありがとう。生きていてくれて、ほんとに良かった!!
みなさんへ
このとき、誤報が流されました。車に乗っていた雄太君のお母さんとお姉ちゃんも生存が確認されたと。
(未確認情報ですが、無線を傍受していたどこかのマスコミが3人生存と誤解して情報を流してしまったようです。)
ごく常識的には(素人目には)、状況的に全員死亡と考えて身不思議はない状態でした。
ですから、雄太君生存のニュースは、すばらしいビッグニュースになるはずでした。それが、この誤報のおかげで、「喜び一転、親族悲痛」などという見出しも見られました。
たしかに、亡くなった方は本当に残念です。ご親族のみなさまのご心痛は計り知れません。私たちも大きな悲しみに包まれました。
それでも、
やっぱり、
雄太君救出のニュースは、今回の地震報道の中で、輝くようなすばらしいグッドニュースです。
助かって良かった、良かった。みんなで大喜びしたよって、雄太君に伝えたいと思います。
(事実、様々なメディアでは、誤報のことや喜び一転といった報道はすぐに影をひそめ、雄太君の明るい笑顔を映していました。)
***
雄太君。その命を、日本中の人に祝福された雄太君。
ラッキーボーイ雄太君。
君の人生に幸せがありますように。
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