』BOOKデータベースより心理学 総合案内 こころの散歩道 （心理学講座）/癒し・臨床心理学/離婚、失恋、別れの苦しみを乗り越える心理学
失恋、離婚、別れの苦しみを乗り越える方法 |
別れは決して“おしまい”ではなく、新たな“出会い”への準備である。（『さよならの処方箋―別れを乗り越え、たしかな愛をつかむ方法
・否定・拒絶・
そんなことがあるわけがない。ウソだと言って、という思いです。現実を受け入れられません。
・パニック・悲嘆
別れが現実だと自覚し、取り乱し、嘆き悲しみます。
・受容
涙も枯れ、別れを現実として受け入れます。
・理由探し・責任の転嫁
しかし、心は揺れ動き、なぜこんなことが起きたのか、誰絵が悪いのかとといった思いが次々とわいてきます。
・リバウンド
心が冷静になったかと思えば、また涙が流れ、落ち着いたかと思うと、心乱される思いがわいてきたります。
・意識の変化
しかし、少しずつ考え方が変わってきます。
・行動の変化
何もできなかったあなたが変わってきます。少しずつ活動的になっていきます。
・回復
傷ついた心と体が徐々に元に戻っていきます。
・転機・平常心
新しい人との出会い、進級進学転職、旅行、すてきな言葉や本にふれるなど、転機になることが起こり、そして、元の明るく元気なあなたになります。
・こころの支えになるものを書き出す。
あなたは、どんなすてきなものを持っていますか。どんな家族や友人がいますか。考えてみましょう。書き出してみましょう。
・お気に入りの習慣を続ける。
あなたは、もともと何が好きだったでしょうか。趣味は何ですか。何をしていると心が癒され、楽しい気分になりますか。もう一度、それを始めてみませんか。別れがあっても、楽しい習慣を止める必要はありません。
・友達に欲求の一部を満たしてもらう。
友情に離婚や失恋はありません。心が傷ついた時、支えてくれるのは友人です。親友に甘えてみる、ぐちをこぼしてみる、一緒に食事をしたり、遊びに行ったり。友達同士はお互いさま。辛い時には、支えてもらいましょう。
・新しい友人を作る。
別れは出会いの始まり。新しい生活が始まり、新しい出会いがあります。新しい友人が、新しい世界を見せてくれることもあります。
・今までと違うことをする。
別れは、変化のはじまり。今までのあなたの行動を少し変えてみるのもいいかもしれません。どうせ辛い思いをしたのですから、心機一転。何かを始めてみませんか。
・心理療法を受ける
必要があれば、カウンセリングを受けましょう。必要があれば、良く眠れる薬や、落ち着く薬を医師からもらいましょう。医療の手助けを借りることは、敗北ではなく、あなたの積極性の現れです。
・時間というクスリ（時間がたてば癒される）
別れの辛さは、時間がたつにつれて少しずつおだやかになっていきます。今の苦しみが永遠に続くわけではありません。
・自分にやさしくする。
辛い時、苦しい時には、自分を甘やかしてあげましょう。おいしいものを食べ、好きな音楽を聴き、好きな映画を見ましょう。あなたは、がんばってきました。自分にごほうびをあげても、いいと思いましすよ。
→さらに学んで、元気になる。
『さよならの処方箋―別れを乗り越え、たしかな愛をつかむ方法関連ページ死別の悲しみを癒すための１０の指針
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