心理学 総合案内 こころの散歩道 （心理学講座）/心理学入門/婚活、結婚の心理

幸せな結婚をするために

婚活（結婚活動）とは、現代においては、結婚するためには自分から活動しなくてはいけないということを表す言葉です。

かつては（1980年代ごろまでは）、普通の男女は普通に結婚出来ていました。親戚や職場には、「お節介な人」がいて、見合い話、結婚話を持ってきてくれました。良い人を紹介してくれる人が、あちこちにいました。

このころは、結婚式に仲人（なこうど）をするのを生きがいにしているような人もいましたし、仲人を会社の上司に頼むのも定番でした。

しかし今の結婚式では、仲人がいないほうが普通です。仲人がいてもいなくてもよいのですが、つまりそれは、男女を結びつけて結婚させてしまう人がどんどん減ってしまったということなのです。

自分から動かなければ、結婚できない時代。それが、『婚活」時代 』なのでしょう。

恋愛と結婚に関する調査

２０１０年１１月発表のオンライン調査によれば、独身女性の中で付き合っている彼氏がいるのは、３０パーセント。彼氏にいない人の半数は、この３年彼氏のいない状態が続き、また最初から一度も男性と交際したことのない独身女性が１５パーセントいます。

テレビの軽い番組などで、何人彼氏がいるとか、彼氏いない歴半年などといって騒いでいるのを見ると、ほとんどすべての女性が彼氏を持っているかのように錯覚してしまいますが、現実は違うのです。

男も女も、毎日一生懸命働いている、なかなか魅力的な人なのに、ぜんぜん恋愛していない、恋人がいないという人が、たくさんいるのです。

婚活：幸せ絵な結婚のための活動

誰かが結婚のための面倒を見てくれないとしたら、自分で活動しましょう。多くの異性と会い、多くの異性と話しましょう。合コンや結婚相談所も良いかもしれません。でも、どこに出会いの場所を見つけるかは、あなたの考えや、キャラクターにあった場所が良いと思います。

スポーツや、音楽や、様々な趣味の活動、何かの学校に通う、ボランティアをする、勉強会や研修会に出るなどなど。自分には出会いの場がないと嘆いていても仕方がありません。出会いの場を自分で積極的に作りましょう。

あなたあが、派手でとても積極的な美男美女でなくてもかまいません。相手だって同じです。芸能人のオーディションではありません。普通のあなたでＯＫです。あなたと同じような人が、あなたと同じような思いで、あなたが行こうとしている出会いの場に、その人も今行こうとしているかもしれません。

人はどんな人を好きになるか

たしかに、美男美女はモテるかもしれません。しかし、美人には美人の苦労があるものです。往々にして盛んに活動してきた美男美女は婚期が遅れることがよくあります。むしろ、まじめで地味なぐらいの人は、同じようなまじめな人と知り合って、あっさり結婚したりするものです。

どんな人が魅力的かという対人魅力の研究によれば、

近くいいる人、いつも会う人（コミュニケーションを良くとる人）、似ている人、共同作業をしてきた人、そして自分のことを好きになってくれた人。こいうい人を、私たちは好きになります。

人はまた、自分とつり合いのとれた人を好きになるということも、良くあることであり、科学的にも実証されていることです。

なぜ恋の告白ができないのか

恋の告白してふられるのと、恋の告白をしないで、結果的に交際できないのと、一体何が違うのでしょう。

私たちが恋の告白をできないのは、ふられて失恋すること自体を恐れているのではなく、ふられて傷つくことを恐れているのです。

でも、失恋したからといって、あなたの価値は何も変わりません。

あなたが選んだようなすてきな人なら、交際を断るにしても、あなたをバカにするようなことはないでしょう。（意図的にあなたを傷つけるようなひとなら、それがわかって結婚しなくて良かったというものでしょう）

＜　この続きを準備中　＞2010.11.2

恋愛心理学：男女関係、恋愛、結婚 の心理（こころの散歩道）
3.2 　こころの発達2（発達心理学：青年期、アイデンティティ）　
3.3　こころの発達3.3（発達心理学：成人期〜恋愛、結婚、人生の最後まで

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