心理学総合案内「こころの散歩道」 /マインドコントロール / ライフスペース
自己啓発セミナー? 宗教?ライフ スペース
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日記エッセイDAY by DAY
11.20電話取材を受けて
11.19破壊的カルト?
11.18カルトからサタンと呼ばれたい
千葉県成田市のホテルでミイラ化した男性の遺体(63)が発見された(11.12)。この男性は、セミナー団体「ライフスペース」に参加していた。遺体のそばには、この男性の妻子も一緒だった。
この男性に関して、ライフスペースの関係者は、死んでいるわけではない、司法解剖などすると死んでしまうとと語っている。
この男性は、脳内出血という診断を受けていたが、医療機関での適切な治療を受けていなかったようだ。
自己啓発セミナーとして、税理士だった高橋弘二氏が設立。しかし高橋氏は、同会は自己啓発セミナー出はないと言い始め、今年1999年5月からは、会社謄本の目的欄も、
「自己啓発セミナーの開催、提供」から
「インド教育哲学者であるサイババの教育システムに基づくセミナーの開催・運営」へと変更している。
また、高橋氏は1995年春ごろから、自分はサイババのメッセージを実行する「グル」と称するようになった。
しかし、高橋氏は、直接サイババの教えを受けているわけではないと批判されている。これに対して、高橋氏は、「過去世においてサイババから学んだ」「過去数千年間サイババの弟子」だったと語っている。
そして、身体に手を当てて病を癒すという「シャクティパット」を参加費500万円で実施していた。
1995年2月、ライススペースのセミナー参加中の男性が、高温の湯に浸かるという「フロ行」の最中に死亡する事故が会った。京都地裁は、2800万円の損害賠償を命じている。
ライフスペースと事件について
現時点では、ライフスペースが、マインドコントロールを行っている危険な破壊的カルトかどうかはよくわかりません。
しかし、2名が死亡し、またこの団体の被害者であるという人々がいることは事実です。
破壊的カルトの一部には、輸血拒否など、通常の医療を拒否するところがあります。
普通の宗教団体でも、病の癒しを祈ったり、奇跡の可能性を信じる団体はありますが、良心的な団体は、医療を否定しません。
神からいただいた命を大切にする。そのためには、最大限の努力を惜しまないでしょう。
もし、今回の事件がマインドコントロール(あるいはペテン)によるものだとしたら、死亡した男性の妻子は、善意で行動し、そして客観的には、恐ろしい行為をしてしまったことになります。そうだとしたら、悲しい事件ですね。
今後の、事件の解明を待ちたいと思います。
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引き続き、ライフスペースに関するコンテンツを準備中です11.16。
更新しました11.19
→次のページ:ライススペース2(記者さんからのインタビューに答えて)へ進む
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