こころの散歩道(心理学総合案内)/犯罪心理学/安室奈美枝母親殺害事件/母親殺害事件第一報補足
被害者は、鉄パイプではなく、ナタで襲われたようです。また、容疑者には、殺人罪に加え、被害者の夫への殺人未遂罪の容疑も加わりました。
犯行の動機は、女性とのの交際を被害者夫婦に反対されたのを逆恨みしたのではないかと報道されています。自殺した容疑者の男性は、真面目で、しっかりと仕事もしていたそうです。
犯罪者の中には、何度も何度も犯罪を繰り返す人と、それまで普通の生活をしていたのに、あるきっかけで犯罪を犯してしまう人がいます。
安室奈美恵さんは、伝えられるところによると、遺体の前で号泣していたそうです。ただ、テレビカメラの前では、涙をみせていないようです。「気丈にも涙をみせず〜」と言っていたアナウンサーもいましたが、憔悴(しょうすい)しきった表情でした。
大きなショックの直後には、感情がまひして、涙も出ないこともあります。また、普段からしっかりしている人は、人前で取り乱すことをしないこともあります。
しかし、大きな大きな悲しみが消えたわけではありません。むしろ、直後にしっかりとしている人ほど、後で大きな悲しみや精神的な不安に襲われることもあります。
いつも、カメラれ目があって、素直に感情の表現をすることが難しい有名人の人たちはなおさら大変です。
3.19