心理学総合案内・こころの散歩道/犯罪心理学/少年犯罪/一家/概要
2000.8.14未明、大分県で高校一年生15才の男子が、サバイバルナイフを持って隣の家のIさん宅を襲った。少年は「皆殺しだ!」と叫びながら、一家6人を殺傷。3人が死亡した。
Iさんのの妻(66)、長女〔41)、孫の男児(13)が即死。Iさんは(65)重体、孫の男児(11)重傷、女児(16)軽傷。
容疑者は隣家の風呂をのぞいているのを注意され
「一家全員を殺してやろうと思った」供述している。逮捕後は、
「最悪のことをした。大変申し訳ない。遺族にも謝罪したい気持ちだ。」
「(自分の両親にも)迷惑をかけて申し訳ない」と話している。事件が起きたのは、24戸しかない小さな集落だった。容疑者の家族と被害者の家族も家族ぐるみのつきあいをしていた。
その後の調べによると、この少年は、事件前にこの隣家にも集落内の他の家にも侵入し、下着を盗んだり、切り刻むなどの犯行を犯していた。
9.1現在の報道では、この窃盗が発覚して父親に叱られたり、地域にいられなくなることを恐れて、殺傷事件を起こしたとされている。風呂ののぞき見の事実に関しては、まだはっきりしていない。
少年の精神鑑定に関する話題は出ていない。
2000.9.1
→次にページ容疑者の性格
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