心理学総合案内「こころの散歩道」/いやしの道/返信:いやしのために1
返信
メールありがとうございます。
返信が遅くなり、失礼いたしました。
〜
ほんの少しでもお役に立てたとしたら、
こんなにうれしいことはありません。
〜
私も結婚して8年になります。
妻を心から愛していますし、大きなケンカをしたこともありませんが、
もちろん、良い感情だけを持ってきたわけではありません。
新婚のころとは違って、7、8年たてば、
いろんなことがあるし、いろんな思いを持ちますよね。
本当に愛し合っているし、
心の底では、互いの幸せを願っていても、
それでも、もともと他人の二人が一緒に生活するということは、
微妙な、綱渡りのような部分があるものだと、思います。
〜
もちろんです。
実を言えば、私自身はそのような体験はないのですが、
私たちの周りには、心が張り裂けるような体験をしながら、
それでも徐々に元気を取り戻し、
前よりももっと幸せになっている人達が大勢いませんか。
心でも、身体でも、
特別な病気でない限り、
どんなに疲れ、弱っていても、
だんだん元気になれるのです。
(たとえば、うつ病とか、糖尿病のような病気になれば、
治療が必要です。そして治療すれば、治療のの効果が上がります。)
〜
あなたからメールがいただけて、とてもうれしく思います。
もし、私が道を歩いていて、誰かに道を聞かれて教えてあげたり、
何か困っている人の手助けができたとしたら、
ほんの小さな出来事ですが、私にとってはいやな出来事どころか、
心が温かくなるような体験になります
〜
その、誰かになれたことを、とてもうれしく思います。
返信はすぐにはできないかもしれませんが、
いただいたメールは、全部きちんと読んでいます。
よかったら、またメールをお寄せ下さい。
誰かに話をする。自分の思いを書き表す。
これは、こころを癒す大きな方法です。
あなたが復縁を願っていらっしゃるのなら、
私もそれを祈りたいと思います。
別れが避けられないのなら、
それを乗り越えられるように、祈っています。
結婚や別居については、
特別にアドバイスを差し上げることはできませんが、
一つ申し上げたいことがあります。
心が弱っているとき、ひどく疲れたり、落ち込んでいるときには、
退職や離婚のような重大な決定は先延ばしにして下さい。
少し元気になって、心が落ちついてから決定しても、
十分間に合うはずです。
ところで、ページに反映させようと思って、
最近購入した本があります。
以下に、その本の一部をご紹介します。
『愛の別れ」を癒す本』 大和書房
(追記:上記の本は絶版ですが、改題加筆された本が出版されています。
『さよならの処方箋―別れを乗り越え、たしかな愛をつかむ方法 』
「あなたが、自分を見失ったり、自尊心を傷つけられることなく、別れを乗り越えられますように」
こころがたどる別れのプロセス
・否定・拒絶・パニック・悲嘆・受容・理由探し・責任の転嫁
・リバウンド・意識の変化・行動の変化・回復・転機・平常心
傷ついたこころの癒し方
・こころの支えになるものを書き出す。
・お気に入りの習慣を続ける。
・友達に欲求の一部を満たしてもらう。
・新しい友人を作る。
・今までと違うことをする。
・心理療法を受ける
・時間というクスリ(時間がたてば癒される)
・自分にやさしくする。
〜
ありがとうございます。
Aさんも、どうぞご自愛ください。
***
(2011年現在、結婚して21年になりました。)
恋愛心理学:男女関係、恋愛、結婚 の心理(こころの散歩道)
失恋、離婚、別れの苦しみを乗り越える方法
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