心理学総合案内こころの散歩道/犯罪/毒物事件/宅配
インターネットを通して、毒物を宅配。自殺ほう助か。
新聞報道に出ていた関係者の言葉によると「前代未聞」の事件だそうです。
インターネット
確かに、怪しげな情報や怪しげな商品が飛び交っていますよね。でも、だからと言ってインターネットを悪者にするのは間違いでしょう。電話の話を通してだって、ずいぶん危険な情報がやり取りされることはあるのですから。もちろん、だからと言って、ネット上の不孝行為を不法行為を野放しにしていてよいというわけではありませんが。
「死にたいというメールまで検索できた」なんて言っていた番組もありましたが、そういう話題ならこのサイトにだってありますよね。もちろん、まじめな自殺予防の文脈ですけれども。
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毒物を送った男性がホームページも開いていたということで、asahi.comでは、情報を募集しています。
たまには、インターネットのおかげで事件解決なんて言う記事も読みたいものです。
自殺
自殺は、心が弱っている自殺の準備状態の時に、自殺の直接の引き金となる出来事が起きて、発生します。だから、「今」自殺することを踏みとどまれれば、また心が元気になって、生きる気力が湧いてくることが多いのです。
ただ、今回の場合、以前から心が病的に不安定で、自殺未遂もあったようです。ある種の心の病気で、自殺しやすくなることもあります。自殺企図がとても強い場合には、素人判断をせず、専門家に相談するほうが良いでしょう。
たいていの場合、自殺の前にはサインを出します。もし誰かが気づけば、その自殺を防げるかもしれません。
本当に死ぬ気はなくても、自殺未遂を繰り返す人がいます。周りもだんだん練れてしまうことすらあります。でも、時には、間違って深く切ってしまったり、薬を多く飲んでしまって、本当に死んでしまう人もいます。重い障害が残る人もいます。要注意。
*死にたいと思っている人は、誰にでもいいから、そのあなたの気持ちを話してみて下さい。誰にでもいいから、話をして!
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