新潟青陵大学大学院(碓井真史) /心理学 総合案内 こころの散歩道 (心理学講座) /犯罪心理学/犯罪心理学入門
犯罪の多い地域で暮らすと、犯罪が模倣され犯罪者になるという理論。
私たちは、暴力や盗みはいけないという文化を持っていますが、その一般的文化の下には、たとえば非行少年達の文化があります。そこでは、真面目なことが悪いことであり、逆に法にふれるようなことが英雄的行動とされます。人は自分の周りの文化を身につけます。悪い人たちの価値観をもってしまうのです。
ある社会の中で、ある人種やある地域の人やある特徴を持つ人たちの犯罪が多いことがあります。それはその人達が本来的に悪人なのではありません。その少数者への偏見や差別が原因であるという理論。
ある状況で、みんなから悪者だと思われ、自分自身も自分を犯罪者だと思ってしまうことにより、実際に犯罪者になるとする理論。
容疑者の少年も、人から悪くいわれても仕方がない行動をとっていたのですが、そのようなラベルを貼られてしまい、いつも怒られていたのは、辛いことだったでしょう。
社会の中の様々なことを観察することで、多くのことを身につけるという理論。銀行強盗や企業への脅迫事件などがおこると、まねをする人が現れます。また、映画やビデオの影響も考えられます。男性が暴力的に女性をレイプしたが、結局その女性は男性のことを好きになり、男性は得をしてしまったといったストーリーは、犯罪防止上好ましくないことになります。
犯罪者になる3パターン ・ 犯罪者の性格 ・ 犯罪者の精神分析
ウェブマスター碓井真史の本
『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』
いのちについて考える全てのひとのために
『誰でもいいから殺したかった! 追い詰められた青少年の心理』
秋葉原通り魔事件、八王子通り魔事件などから考える現代の問題
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BOOKS
ウェブマスター碓井真史の本
『誰でもいいから殺したかった! 追い詰められた青少年の心理』(アマ
愛される親になるための処方箋 ・親からの愛を実感できなかった青年の行き着いた先
『人間関係が上手くいく嘘の正しい使い方:ホンネとタテマエを自在に操る心理法則』(アマゾン)
上手な愛の伝え方 ・追い詰めない叱り方
ウェブマスターによる新刊(2010年5月27日発行)
『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』
自殺といのちについて考える全てのひとのために
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2008年9月緊急発行 『誰でもいいから殺したかった! 追い詰められた青少年の心理』 |
2008年8月発行 『人間関係がうまくいく図解嘘の正しい使い方:ホンネとタテマエを自在にあやつる!心理法則 』 |
2000年 『なぜ少年は犯罪に走ったのか』 |
2001年 『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』 |
2000年 『なぜ少女は逃げなかったのか:続出する特異事件の心理学』 |
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「誰でもいいから殺したかった青年は、誰でもいいから愛してほしかったのかもしれない。」 ☆愛される親になるための処方箋 本書について(目次等) |
・ 『ブクログ』書評「〜この逆説的かつ現実的な取り上げ方が非常に面白い。」 ・追い詰めない叱り方。上手な愛の伝え方 本書について(目次等) |
bk1書評「本書は,犯罪に走った子ども達の内面に迫り,心理学的観点で綴っていること,しかも冷静に分析している点で異色であり,注目に値する。」 本書について | 「あなたは、子どもを体当たりで愛していますか?力いっぱい、抱きしめていますか?」 本書について | 「少女は逃げなかったのではなく、逃げられなかった。それでも少女は勇気と希望を失わなかった。」 本書について |
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