ダイアナの心理、光と影。
新潟青陵大学/碓井/「こころの散歩道（心理学総合案内）」/「心のニュースセンター」/ダイアナ

ダイアナの心理

悲劇のプリンセス、ダイアナ。深夜のパリで突然の事故死。
ダイアナの心理、タイトル

この出来事を通して「心理学」を学び、人間理解を深めよう。
創刊日1997.9.5　　最終更新日98.8.31　

アクセス数（97.6.5から）
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心理学的に考えよう。

・はじめに：ダイアナ物語（このページ）

・「私のダイアナ」ダイアナのイメージ（このページ）

・両親の離婚、ダイアナの結婚、ダイアナと息子達　9.8

・慈善活動・結婚・浮気の心理　9.10　

・過食・拒食・食行動異常　9.20　9.22

・悲劇の交通事故死から、今日で1年　98.8.31

・事故
・アルコール　・パパラッチ・事故原因判断の心理
・証言の心理　・シンデレラコンプレックス
・死と葬儀の心理　・王子は失語症？　
・ドライバーはアルコール中毒？　
・「ダイアナの真実」の情報源は、ダイアナ自身？　などなど

（ただし、いろいろと心理学的な解釈をしたとしても、それによってダイアナの業績を軽んじることにはならないことをご理解下さい。）

ダイアナ物語

　幼いときに両親が離婚したダイアナは、幸せとは言えない子供時代を送る。しかし、1981年、チャールズ皇太子と結婚。現代のシンデレラとして世界中からの祝福を受ける。二人の王子も誕生。だが、早い時期から破局の芽は芽生える。お互いの不倫告白。過食、自傷行為（自殺未遂）。1989年には別居。そして昨年、正式離婚。

　しかし、彼女の活発な活動は続く。世界中のマスコミが彼女を追う。日曜日の午前零時過ぎ、パパラッチに追われた彼女の車は、時速200キロ近いスピードで、トンネルの壁に激突。物語は、王女様の死で終わった。

「私のダイアナ」

「大衆のアイドル」「元英皇太子妃」「ダイアナさん」「王位継承者の母」「現代のシンデレラ」「若く美しい母」「強い女性」「国民のプリンセス」「民衆のプリンセス」「おしゃれでコスモポリタンな新しいイギリスの象徴」「世界で最も有名な女性」「世界のスター」「パパラッチの最高の獲物」「金になる被写体」「スーパーモデルとマザーテレサを兼ね備えた女性」「ハムスターをかわいがる極端な勉強嫌いの少女（結婚が決まったころの報道）」「（女性にとっての）自分を励ます鏡」、そして「悲劇のプリンセス」「聖ダイアナ」

みんながダイアナに関心を持っていた。
権威や伝統が好きな人も、美しい女性が好きな人も、流行のファッションに関心のある人も、伝統的な女の幸せを求める人も、自律した女性の生き方を求める人も、福祉や世界平和に関心のある人も、ゴシップやうわさ話が好きな人も、
みんな、ダイアナが好きだった。
みんなが、ダイアナの写真を見たがった。

ダイアナ語録　

９５年２月　「私は裁判所の正面入り口から入り、どんな質問にも答える」（レオタード姿を盗撮され訴えていた裁判の出廷有無を聞かれて）

同１１月　「私は彼（元近衛将校のヒューイット少佐）を愛していました。二人は恋に落ちました」「過食症に数年間悩まされた。うつ病になって、足や腕を自分で傷つけた」「王室と最後まで戦う」（英ＢＢＣの独占インタビューに答えて）

同１２月　「ダーリン、あなたの子供が欲しい。あなたと結婚したい」（ヒューイット少佐にあてたラブレターが公に）

同２月２９日　「今までの人生で一番悲しい日」（離婚合意が成立し、声明を発表）

ＢＯＯＫＳ
『ダイアナ妃物語―かぎりない愛にめざめつつ』
『そして薔薇は散った―ダイアナ妃事故3年目の真実』
『素顔のダイアナ妃―全記録日本の6日間』
『完全版ダイアナ妃の真実―彼女自身の言葉による』
ＤＶＤ
ダイアナ ~プリンセス最期の日々（DVD)~

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